肩こりにお灸が効くってほんと?
お灸は東洋医学の伝統的な療法で、肩こりにも効果があると言われています。それはなぜなのか、お灸について少し掘り下げて学んでみましょう。
お灸って何?
お灸は身体のツボに熱を帯びたお灸を置き、刺激を与える事で自然治癒を高めていくものです。滞った血流も改善してくれ、昔から民間療法として親しまれてきました。
お灸が肩こりにいいと考えられるのは、血行促進してくれ、自然治癒力を高めてくれるところからも言えるのですね。
お灸の原材料はヨモギだった
お灸の原料は意外にもヨモギでした。ヨモギの生薬名は「ガイヨウ」で、世界中で「東洋ハーブ」と呼ばれるくらい有名です。
お灸には2種類ある
お灸には、跡がついてしまうタイプとつかないタイプの2種類あります。当然跡が残らない方がいいですよね。
最近では跡のつかないタイプが主流なので安心ですが、この2種類では効果が違ってくるので、一概に跡が残らないタイプの方がいいとは言い切れません。
跡が残るお灸の場合
お灸の跡が残ったところは「異種たんぱく」となりますが、自分の身体の一部になったというわけではありません。
たんぱく質は皮下の細胞と触れ合うので、身体の防衛機能は勘違いして異物が入ってきたと思いこみ、戦闘モードになって免疫力が自然と高まります。よって、治癒力も高まっていくのです。
跡が残らないタイプの効果
皮膚を高温で温めていき、放置しているとやがて皮膚が焼けてしまうため、お灸は血管を広げて血流を促進しようとします。これにより赤血球が増やされ、血流がサラサラになる効果が期待できるのです。